2014年5月2日
実写動画像やCGアニメーションが動くフルカラーホログラム内蔵ペンライ ト『WOWLIGHT』
エンターテインメント向けに発売開始
~中川翔子コンサートでファンクラブ会員向け限定販売予定~
株式会社アーティエンス・ラボ(代表取締役:白倉 明、本社:千葉県茂原市)は、数秒間の動画データや3D画像データから印画できるフルカラーホログラフィックステレオグラム『WOWGRAM』を開発しました。
また、同社は、『WOWGRAM』をペンライトと組み合わせた新商品『WOWLIGHT』を販売開始します。
『WOWLIGHT』は、『WOWGRAM』を最も良い条件で観察できるようにLED照明と組み合わせてデザインしたもので、その第一弾としてペンライト形状の「WOWLIGHT S1」を商品化します。主に、コンサート等でのアーティスト応援グッズとしての利用をはじめ、各種販促物、ノベルティ商品、土産品、記念品等の応用を視野に入れ、ビジネスの開拓を目指します。まず、5月4日、5日に舞浜アンフィシアターにて開催される中川翔子コンサート、TOKYO SHOKO☆LAND2014 にて、オフィシャルグッズとしてファンクラブ会員向けに限定販売する予定です。
【『WOWGRAM』の特徴】
- ホログラフィック・ステレオグラム技術により、実写動画やアニメーションなどのフルカラー記録が可能
『WOWGRAM』の記録方式には、デジタル画像処理により1枚のホログラム上に200コマ以上の画像記録が可能な、ホログラフィック・ステレオグラム技術を採用します。模型にレーザーを照射して撮影する従来型のホログラム(模型ホログラム)ではできなかった、人物などの実写画像や映像に加え、3Dコンピュータグラフィクスやアニメーション、モーフィング画像といった画像ソースもホログラムで表現ができるため、広告・宣伝素材や販促物などに活用することも可能です。
【『WOWGRAM』の動きの例】
【『WOWGRAM』の画像の例】
<人物実写画像>
<コンピューターグラフィックス アニメーション>
- リップマン型ホログラムに光学的に記録
「WOWGRAM」は、リップマン型ホログラム用感光材料に光の干渉現象を利用して、材料内に1mmの間に数千以上の解像度で屈折率変化として記録をしたものです。照射する光の色によって、単色に見えたりフルカラーに見えたりする不思議さを体験することができます。屈折現象のみを利用し2~数十の視点画像を表現するレンチキュラ(蒲鉾板状のレンズ)によるステレオグラムとは異なり、回折現象を利用して再生するホログラフィック・ステレオグラムには、100視差以上の画像を数十μm程度の薄い媒体に記録することができます。「WOWGRAM」は、数百画面を記録することができるため、滑らかな動画や立体像を表現することができます。 - LEDライトとWOWGRAMの位置・角度・光学的性能をマッチングさせることで自然なフルカラー立体像を再現
ホログラムやホログラフィック・ステレオグラムは、原理的に、観察する際の照明条件によって、再生色や解像度、明るさなどが変わってしまいます。「WOWLIGHT」では、「WOWGRAM」の再生に最適なLED光源を採用し、発光波長バランス、光の指向性、明るさ等を、マッチングさせることで、どのような環境下でもきれいに観察できるようにしました。
今後、当社は、エンターテインメント分野を皮切りに、様々な分野での市場開拓・技術開発を進め、お客様に高い満足感を持ってもらえる商品を継続的に市場導入していく予定です。
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お問い合わせ先
株式会社アーティエンス・ラボ
TEL: 0475-36-3066 FAX: 0475-36-3068
E-mail: wowlight@artience-lab.com