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2015年9月1日

株式会社アーティエンス・ラボ（代表取締役：白倉　明、本社：千葉県茂原市）は、フルカラー3Dホログラム「WOWGRAM」シリーズとして新たに、カードサイズの透明プレートにホログラムを施した「WOWGRAM」やLEDライトが左右に移動することでホログラムの立体感や動きを楽しめる台座付ライト「WOWLIGHT　T1」を開発しました。本プロトタイプは、既発表の「WOWGRAM」「WOWLIGHT」シリーズと併せて「第８０回東京インターナショナルギフトショー秋２０１５（於：東京ビックサイト、９月２日～４日）」に参考出品致します。

WOWLIGHT X1 　　WOWLIGHT T1

 

弊社では、ホログラムの基本性能に関わる技術開発をしており、今回、画像の無い部分の色や散乱を抑え、画像部分の発色性や輝度を上げることに成功しました。これにより、「WOWLIGHT T1」に透明プレート「WOWGRAM」をセットすれば、ホログラム自体を動かすなどの手間も必要なく、空中に浮かび上がるフルカラー立体像や動きをお楽しみ頂くことができます。会場デモでは、“投げキッスをしている女性映像“や“CGキャラクターが踊っている映像“、“クリスマスオーナメントをイメージした映像“等をご覧頂く予定です。

弊社フルカラー3Dホログラム「WOWGRAM」は、光源や観察者の目との位置関係が変わることで、立体像や動きのある画像を楽しむ事ができる技術です。弊社は、ノベルティ商品、土産品、記念品、タレントグッズ、キャラクターグッズ等の応用を視野に入れ、本技術のビジネス開拓を目指します。また、コンテンツ版権を所有されている方からの受注を承ります。ご要望に応じて各種カスタマイズも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

今後、当社は、「WOWGRAM」のホログラム技術を中心に、様々な分野での市場開拓・技術開発を進め、お客様に高い満足感を持ってもらえる商品を継続的に市場導入していく予定です。

 

『WOWGRAM』とは、弊社が開発した、数秒間の動画データや３Ｄ画像データから印画されたホログラフィックステレオグラムです。ホログラフィックステレオグラムは、照明する光源との位置関係を固定した上で観察した場合、観察者の右目と左目とに違う画像が認識されること、さらに観察者が動くとその動きに応じて異なる画像が見えてくることから、立体像を認識できます。これは光の回折現象を利用しているためであり、記録された媒体と、光源と観察者の目とのいずれかが動いても異なる画像が見えることになります。

 

 

今回展示する「WOWLIGHT」は、異なる角度からホログラムを順次照射していくことで観察者が動かなくても画像の変化を認識できるホログラム鑑賞装置です。「WOWGRAM」の再生に最適なＬＥＤ光源を採用し、発光波長バランス、光の指向性、明るさ、光源の照射角度、光源の駆動制御等をホログラムコンテンツの画像処理技術を最適化させました。ご覧いただく環境に左右されず、どこでもきれいに楽しんでいただけます。これにより、コンテンツの魅力を最大限に引き出すことを目指しております。また開発中の「WOWLIGHT T1（写真右）」はひとつのＬＥＤを揺動装置により動かすタイプ、「WOWLIGHT X1（写真左）」は、複数のＬＥＤを順次点灯させるタイプです。弊社では、この２種を効果や生産面など様々な観点から商品化を検討中です。

「WOWLIGHT T1」では、カード状「WOWGRAM」をセットできるようになっており、挿し替えて異なる画像を楽しむことができます。コントラストを上げた黒背景タイプと、背景画像がシースルーで見える透明カードタイプがあります。透明タイプは、今回新開発したもので、透明なカードから立体像が浮かび上がる効果を楽しむことができます。

株式会社アーティエンス・ラボ
TEL: 0475-36-3066 FAX: 0475-36-3068
E-mail: wowlight@artience-lab.com